ぐーたら主婦日々凸凹雑記

自閉症スペクトラム( ASD)注意力欠陥障害( ADHD)の息子と更年期との戦いの日々の雑記ですw。

専修学校体験記 1

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でわでわ、息子の技能連携高等専修学校、体験授業談です。

2年生に進級した直後に学校から来た進路説明資料、何校かの市立高等特別支援学校の

プリントに紛れてひっそりとその案内プリントは有りました。

それが、今回体験授業を受けてきた技能連携高等専修学校です。

実は息子は中学受験をした経験が有ります。

この学校も、発達障害児等に特化した学校で、入学できれば高校まで

(もちろん内部試験はありますが)と言う学校でした。

提携校・提携のフリースクールもある学校でしたから、もちろん

入学出来れば高卒資格まではいけるのです。

ただ、やはりあまり情報は小学校には出回らず、うちの子は通っていた

塾の講師から『こういう学校がありますよ』との情報で知りました。

ただ、知ったのが遅かった・・・知った時には息子は既に5年生、

しかも後半と言う状態でした。

それでも『受験』と言うものが経験したいと言う息子の意見により

そこから慌ただしく説明会へ行ったり等でしたが、やはり遅かった・・・

早い子は既に4年生から体験などに参加していました。

こう言う情報も、参加行事なども全てその学校のホームページで調べなくてはならない

そして、そこから申し込みの繰り返しです。

残念ながら、息子の中学受験は失敗と言う形で終わりましたが、本人の口から

『追い込みで勉強して良かった、最大公約数だけできなっかった』

と言う、今までは何が分からないか分からないと言う部分が自分で気づけた

と言う一定の成果は有りました。

『じゃ、経験も出来たし、勉強のやり方もなんとなくだけど分かったなら

良しとしようか』

で、納得をしてくれましたし、泣いて気分が変えられないと言うこともなく

無事、中学入試は終了となりました。

前出でも書きましたが、この手の学校の情報はかなり少ないです。

学校でも、担任は存在は知っていても話さなかったりします。

塾でも、塾の目的とは一線を画すカテゴリーの学校なので、名前が上がっては

来るものの、偏差値や試験内容の情報はほぼ有りません。

学校側も、勉強面とは別の面を重要視すると言う面で、広く情報公開などは

ないのが現状です。

ですので、うちの子のように境界で勉強も捨てたくない!と言う頑固な子には

受験させてみるの手かも知れません。

ただし、これは中学お受験のお話しですから、例えダメでも市立の中学には

行けますし左程の問題は有りませんが、高校となると話は別です。

何せ、併願が出来ないのですから・・・

(併願が可能なのは各公立・私立共通選抜までです。通信制は含まれません)

ですから、専修学校を受ける=親にもそれなりの覚悟が必要とはなって来ますね。

私の場合は、腹括るかぁ・・・と言う位の感覚では有りますが、ダメだった時のことも

常に考えておく必要があります。

うちの子には、一般での進学は厳しいと思いますので。

次に、専修学校の体験について書きますね〜。

 


 

グレーゾーンの子の進路の事 6

f:id:momota1206:20210914042946p:plain体験授業の事を書く前に、忘れていました‼︎進路志願についての注意点‼︎

これ忘れちゃダメな案件じゃないですか_:(´ཀ`」 ∠):

それではその注意点についてざっとですがお話ししたいと思います。

まず、必ず頭に入れておきたい事があります。

特別支援学校の入学選抜試験は、一般よりも時期が早く、手続きやルールが

一般の高校受験とは大きく異なる部分があります。

これを見ただけでも入試時期が早い、と言うだけでもかなり違うと言う事が

お分かり頂けると思います。

それでは、大まかな違いを見ていきましょう。

例1

 第1希望の私学、公立の一般高校など特別支援学校以外を受験、

 不合格だったので第2希望の定員の空いている県立養護学校本校または

 分教室の後期選抜受験するという事は出来ません。

 (県立養護学校、分教室の後期選抜を受験できるのは、県立養護学校、分教室の

  前期選抜か市立高等特別支援学校を受験して不合格になった場合のみ)

 

例2 

 特別支援学校と並行して私学や公立普通科を受験、両方合格したので

 特別支援学校辞退する事は出来ません。

 (特別支援学校受験した場合、必ず入学する事が前提)

 

例3 

 市立高等特別支援学校と県立養護学校、分教室の前期選抜は

 試験日が違うので両方受験すると言う事は出来ません。

 (市立と県立、前期選抜で受験出来るのはどちらか一方のみ)

 

大まかには、このような感じです。

ほぼ、一般の高等学校との併願は出来ないと思っても良いと言う感じです。

例2にもあったかと思いますが、特別支援学校を受験→必ず入学するが前提となりますの

で、親御さんにとっては感じ方でモヤモヤもするとは思います。

ですが、例えば一般の高校に受かったとして、先の事を考えて見てはどうでしょう?

お子さんが頑張って通い続ける事が出来るのか?

せっかく頑張って入学しても何かしらの理由で通えなくなってしまったら?

それでは本当、勿体無いですよね。

ですのでお子さんと良く話し合い、お子さんの気持ちもあるかとは思いますが、

親御さんから見て不安な要素があるのであれば、一般の高校は進路から外しても

良いと思います。

一般の高校へ行くには、成績だけではなく内申点も必要となりますし、となると

一斉級へ交流と言う形での移動も増えますし、テストも必ず受けなくてはなりません。

うちの子も2年生前期で交流級に教科で行かせてみましたが、正直厳しいです。

やはり、人数が多いクラスだとまず集中が出来ない、担任の目が届きづらい故に

力を抜きすぎてむしろ交流級へ休憩に行っているような形になってしまいました。

こうなって来ると、周りの子供達にも良い影響はありませんし、本人にとっても

無駄に時間をすごしている事になります。

そのような状態であるならば、個別級でしっかり集中して勉強、

ソーシャルスキルを学び万全な状態で受験に挑む、が良いかと思います。

うちの子は現在の時点で数学、国語での交流級への通級をしてはいますが、

状況により交流を中止する方向で考えています。

皆さんもぜひ、良く検討してみてください。

グレーゾーンのお子様だと『勉強も捨てたくない』と言う気持ちもあるとは

思います。(うちの子がまさしくこれなんですが_:(´ཀ`」 ∠):)

その時は、前提としてまず、

 3年間頑張って通い続ける事が出来るのか?

を、お子様と確認して頂けると良いかと思います。

うちの子のように頑固にそれでも勉強も捨てたくない!と言うのであれば

まあ、国立大学系の特別支援学校、もしくは専修学校も視野に入れて

考えてみても良いかとは思います。

 

 

 

 

 

 

 


 

グレーゾーンの子の進路の事 5

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最後に、『技能連携高等専修学校高等課程・サポート校』です。

技能連携高等専修学校高等課程・サポート校

・その学校が『通信制高等学校』と連携して『高等学校卒業』資格を

 与える事が多い

 (卒業時にはその学校の卒業証書+通信制高等学校の卒業証書)

・『高等学校卒業資格』を歌っていても、ほとんどが単独では資格を

 与える事ができないので上記のような工夫をしている。

 英検・簿記などにも取り組ませている学校も多い

・一般の高校とほぼ同じである(校庭・グラウンドはない所もある)

・出願・選抜前に必ず参加しなければならないものがある

 (説明会・体験授業・事前説明会・事前進路相談)など名称は様々

・説明会・体験授業などは、2年生のうちに(なるべく早く)から

 参加しておいた方が良いようである

・入試あり

通信制高等学校専修学校の2つの学校の授業を受ける事になるため

 授業料は高くなる

 

前出の学校と違うのは、通信制高等学校との連携があり、実質

『高等学校卒業資格』が取れると言うメリットがあります。

中学校からエスカレータ式で高等学校までと言う学校もありますが、これは

今は置いておきます。

情報を集めるには、やはり各学校のホームページと言うことになります。

うちの子が現時点で選んだのがこの『技能連携高等専修学園高等課程・サポート校』

になります。

また、こんな一番ハードルの高い所を・・・_:(´ཀ`」 ∠):

とも思いましたが、本人がどうしてもここが良いと言うのであれば仕方ありません。

私も腹を括るしかないなぁと・・・

実際、既にうちでは今年7月に、学校説明会・体験授業1回目の参加をして来ました。

確かに素晴らしいです、はい。そしてグレーゾーンのうちの息子の気を引くような

体験授業も多いです。

次は体験して来た事を少しお話ししようと思います。

 

グレーゾーンの子の進路の事 4

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次は『市立高等特別支援学校』についてです。

現在お子さんが中学生ですと、通っている中学校から来る情報の中でこの

『市立高等特別支援学校』の情報が最も多く、重点的に来ると思われます。

少なからず、うちの子が通っている市立中学校はここの情報が非常に多く、

メインでもある感じです。

個別支援級の子の進路としては、最も選択されている進路のようで、

明確な倍率も情報としてプリントで来る事も多いです。

それでは見てみましょう。

市立高等特別支援学校

・手帳ありのみ 就労練習各種 手帳を使用した就労支援で卒業 

・選抜試験あり 同時に養護学校への出願不可 学区なし

・自力通学 進学指導はしない 高等学校卒業資格なし

・例年1.2~1.5の倍率

・試験は筆記 作文 運動能力 面接(集団・個人)集団活動がある

 

倍率を見ても、グレーゾーンで手帳がある子供達の進路はここがメインなのかも

知れません。手帳を使っての就労をメインに体験なども行っています。

うちの子も参加して来ましたが、確かに就労特化型で将来、

手帳を使用しての就労で安定を得たいのであればもうここ一択で良いと言うような

感じです。

うちの子はそうも行きませんでしたが・・・

そのお話は次の『技能連携高等専修学校高等課程・サポート校』です。

 

 

グレーゾーンの子の進路の事 3

f:id:momota1206:20210910041947p:plain次に『県立養護学校の分教室』についてです。

県立養護学校の分教室

・手帳を使用した就労支援での卒業を目指す

・志願相談(事前相談・面談)+選抜試験後入学 学区なし

・入学選抜試験は前期・後期(二次募集)の2回行われる

・後期は前期に空きがあった学校のみ

・各種行事は「本校」で行われる

・給食なし 自力通学 集団での指示が分かり、活動できること

・高等学校卒業資格なし

 

こちらの分教室の情報に関しても前回の『県立養護学校』と同じで、

最初に渡されるプリントで知る事が出来ます。しかしこの

『分教室』も以降に関してはほぼ学校からの連絡はありませんので、

こちらも各学校のホームページが頼りになります。

『分教室』は『県立養護学校』(本校)と多少の違いがあり、

ほぼ全員手帳ありではないようですが、各行事、例えば入学式などは

本校の方で行い、通常は分教室に通うと言う事になります。

そして本校の『県立養護学校』との違いが、

自立通学ができる・集団での指示が理解でき活動できる

と言うことが前提になっていますね。

 

 

 

 


 

グレーゾーンの子の進路の事 2

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さて、前回の続きになります、『グレーゾーンの子の進路』についてです。

まずは『県立養護学校

県立養護学校

・ほぼ全員手帳あり 手帳を使用した就労支援で卒業

・志願相談(事前相談・面談)+選抜試験後入学 学区有り

・入学選抜試験は前記、後期(二次募集)の2回行われる

 後期(二次募集)は前記で空きがあった学校のみ

・各種就労施設等との関係は脈々と続いている傾向がある

・学校内の各施設や設備は比較的充実している

・給食あり 進学指導はしない 高等学校卒業資格なし 

 

私の印象としては、現在通っている学校から頂ける情報として、

県立養護学校の情報はほとんど来ませんね。

進路相談が始まる2年生の最初に、前回紹介させて頂いたように

大まかな事がまとめられたプリントに記入があるのみです。

このプリントを息子が持って帰って来た時点で自分で

インターネットで調べた感じです。

まあ、市立の個別支援級だとグレーゾーンの子供達が主だと言う事からなのか

県立、国立系のお知らせは全くと言って良いほど来ませんでした。

ですので、絶対手帳を使用して就労一択の方はインターネットで調べ、

そのぞれの学校のホームページ等を閲覧される事をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 


 

グレーゾーンの子の進路の事

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今回のお話は、小学生高学年〜中1のお子さんを持つお母さん方に読んで頂けると

良いかなぁと思います。

前記『グレーゾーン』と言うことで書きました、進路の事。

その進路についての進学先にはどういう学校があるのか、現在通っている学校で

進路についてどんな指導をお願いするのかと言うお話です。

まずは、進学先の大まかな説明からです。

 

発達障害の子供達にはどんな進学先が用意されているのか?

 発達障害の子供達に用意されているのは以下の4つになります。

1    県立養護学校

2    県立養護学校の分教室

3    市立高等養護学校

4    技能連携高等専修高等学校課程・サポート校

 

大まかに分けるとこの4つです。

次に、それぞれの違いについてです。

この本はいずれ読みたいと思っていた本なので、読めたらまた

感想なども書きたいですね〜(*^ω^*)