グレーゾーンの子の進路の事 6
体験授業の事を書く前に、忘れていました‼︎進路志願についての注意点‼︎
これ忘れちゃダメな案件じゃないですか_:(´ཀ`」 ∠):
それではその注意点についてざっとですがお話ししたいと思います。
まず、必ず頭に入れておきたい事があります。
特別支援学校の入学選抜試験は、一般よりも時期が早く、手続きやルールが
一般の高校受験とは大きく異なる部分があります。
これを見ただけでも入試時期が早い、と言うだけでもかなり違うと言う事が
お分かり頂けると思います。
それでは、大まかな違いを見ていきましょう。
例1
第1希望の私学、公立の一般高校など特別支援学校以外を受験、
不合格だったので第2希望の定員の空いている県立養護学校本校または
分教室の後期選抜受験するという事は出来ません。
(県立養護学校、分教室の後期選抜を受験できるのは、県立養護学校、分教室の
前期選抜か市立高等特別支援学校を受験して不合格になった場合のみ)
例2
特別支援学校と並行して私学や公立普通科を受験、両方合格したので
特別支援学校辞退する事は出来ません。
(特別支援学校受験した場合、必ず入学する事が前提)
例3
市立高等特別支援学校と県立養護学校、分教室の前期選抜は
試験日が違うので両方受験すると言う事は出来ません。
(市立と県立、前期選抜で受験出来るのはどちらか一方のみ)
大まかには、このような感じです。
ほぼ、一般の高等学校との併願は出来ないと思っても良いと言う感じです。
例2にもあったかと思いますが、特別支援学校を受験→必ず入学するが前提となりますの
で、親御さんにとっては感じ方でモヤモヤもするとは思います。
ですが、例えば一般の高校に受かったとして、先の事を考えて見てはどうでしょう?
お子さんが頑張って通い続ける事が出来るのか?
せっかく頑張って入学しても何かしらの理由で通えなくなってしまったら?
それでは本当、勿体無いですよね。
ですのでお子さんと良く話し合い、お子さんの気持ちもあるかとは思いますが、
親御さんから見て不安な要素があるのであれば、一般の高校は進路から外しても
良いと思います。
一般の高校へ行くには、成績だけではなく内申点も必要となりますし、となると
一斉級へ交流と言う形での移動も増えますし、テストも必ず受けなくてはなりません。
うちの子も2年生前期で交流級に教科で行かせてみましたが、正直厳しいです。
やはり、人数が多いクラスだとまず集中が出来ない、担任の目が届きづらい故に
力を抜きすぎてむしろ交流級へ休憩に行っているような形になってしまいました。
こうなって来ると、周りの子供達にも良い影響はありませんし、本人にとっても
無駄に時間をすごしている事になります。
そのような状態であるならば、個別級でしっかり集中して勉強、
ソーシャルスキルを学び万全な状態で受験に挑む、が良いかと思います。
うちの子は現在の時点で数学、国語での交流級への通級をしてはいますが、
状況により交流を中止する方向で考えています。
皆さんもぜひ、良く検討してみてください。
グレーゾーンのお子様だと『勉強も捨てたくない』と言う気持ちもあるとは
思います。(うちの子がまさしくこれなんですが_:(´ཀ`」 ∠):)
その時は、前提としてまず、
3年間頑張って通い続ける事が出来るのか?
を、お子様と確認して頂けると良いかと思います。
うちの子のように頑固にそれでも勉強も捨てたくない!と言うのであれば
まあ、国立大学系の特別支援学校、もしくは専修学校も視野に入れて
考えてみても良いかとは思います。
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